武士道精神。

私はプロフィールに書いている通り藤原正彦さんの著書を愛読しています。「国家の品格」は2度読み返しました。氏は父親の新田次郎さんから、卑怯なまねはするなと叩き込まれました。私もそうです。以下一部をご紹介させて頂きます。
「父は小学生の私にも武士道精神の片鱗を授けようとしたのか、『弱い者が苛められていたら、身を挺してでも助けろ』『暴力は必ずしも否定しないが、禁じ手がある。大きい者が小さい者を、大勢で一人を、そして男が女をやっつけること、また武器を手にすることなどは卑怯だ』と繰り返し言った。問答無用に私に押し付けた。義、勇、仁といった武士道の柱となる価値観はこういう教育を通じて知らず知らずに叩き込まれていったのだろう」(『けじめ』)  氏は、特に卑怯を憎むことを、心に深く刻まれたようです。
被災地で、全てをなくした人々は、暴動を起さず、食べ物を奪い合うことをせず、お互いに助け合い譲り合う道を選びました。その姿が世界を感動させたのです。