東京都議選

自民党、公明党が全員当選した一方民主党は半減以下で惨敗した。当然といえば当然である。先ず衆議院選の総括がないし、何故負けたのか究明がいいかげんである。ひょっとして負けた理由が分かっていないのかも。理由は国民の信頼を裏切ったことに尽きる。政治の素人集団であり、頭でっかちの議員たちであり、内部抗争に明け暮れただけであった。自分達が掲げたことを国債を増発してでもやりきればよかったのである。（それをすれば景気も上がっただろう）それが出来る３０４議席であった。真の実力者がいなかったのも痛かった。小沢さんを抵抗勢力にして自分達の権力を保持し国民の支持がそれで上がると勘違いしてしまった。薄っぺらな政治であった。国民がそれを見抜いただけである。５０年民主党の復活はない。あるとすれば自公がよほど驕り高ぶり無茶な政治をやった時である。会社にしろ組織がガタガタになった時は「原点回帰」である。謙虚に、素直に反省することからスタートすることである。それが国民に見えない限り民主党の明日はないと思う。