ヒノキチオールからできた除菌消臭剤、「MAMORUKUN」(まもるくん) をはじめ 快適生活をおくるための商品をお届けします。

泣ける話

昨日今日と朝暖かくて散歩が楽である。四ツ池では一太郎が一人で泳いでいた。今日は直ぐに傍まで来てパンを食べていた。良かった。
 昨日百田さんの短編を読んで泣けた。小さい頃から人に譲ってばかりな主人公。おやつが一つしかなければ弟に譲り、弟に大学に行かせるために高卒で就職。会社で恋人が出来たのに同僚に取られ、最後はリストラである。退職金200万も倒産しそうな弟に送金。クリスマスイブの日に首を切られて町に出て、今日ぐらいは少し贅沢な夕食を食べようと歩いていたら、道端にホームレスがいて3日間何も食べていませんと道に書かれていた。それを見て、この服装では店に入れてくれないと思い、フードショップに行ってハンバーガーとミルクを買って500円と一緒に差し上げた。そんな主人公がサンタクロースと名乗るこのホームレスから御礼に3つだけ願いが叶うという不思議な鉛筆をもらう。鼻から信じていないがチラシに美味しいケーキが欲しいと書いてみたら直ぐにウエイターが本日のクリスマスプレゼントですと持ってきた。少し信じて弟の会社が倒産しませんようにと書いた。すると直ぐに携帯に電話が来て銀行の融資が降りてそれに大型受注がきたので姉さんから借りたお金を利子をつけて返すと。そして最後の願いを考えた。同じ借家に住む弟のように思っていた売れない俳優が諦めて故郷に帰ることになったのを想い出す。彼がスターになりますようにと書いた。すると彼が走ってきて映画の準主役に抜擢されたと言い、あなたに最初に会った時から好きでしたとプロポーズされる。本気で信じて願ったことは全て自分以外の人の幸せであったが、最後に自分の願いが一つ叶うのである。人のために働くことの素晴らしさをまた教えられた。