集団的自衛権閣議決定

今朝与党協議で閣議決定の案が承認され、いよいよ午後から閣議決定される。さて公明党は平和の党という結党理念をどうするつもりなのだろうか。社会党が崩壊したことを想起する。会社もそうだが理念を放棄するとがたがたしてくる。我々国民は政府が都合のいいように拡大解釈して戦争の道を進まないように十分に監視しないといけない。当面周辺国は日本の出方を警戒してそうそう下手な手出しをしないと思うのだが。最近の尖閣列島に対する中国の侵犯をマスコミはピタリと報道しなくなった。実際にはこれまで同様に毎日のように侵犯していると思うのだが。マスコミは熱しやすく醒めやすいから困る。
安倍首相は就任以来第一次安倍内閣でやれないで後悔した案件を足早に進めている。信念を持ってやろうとしている点は誰しも認めるし、その姿勢は民主党政権にガッカリした国民は安心して見てきたと思う。小泉内閣以来の長期安定政権で政治が前に進むと大いに期待しているのだが、「過ぎたるは及ばざるが如し」で集団的自衛権容認という憲法解釈の抜本的な変更と言う重要な案件だから、もう少し時間を掛けて国民が安心できるように努力した上で進めたほうがいいのではないかと思う。安倍さん、寄り道して皆の意見を聞くのも必要だよ。